男性公務員として育児休暇を取得、期間は1年間!
長期の育児休暇に突入し、日常生活が激変した。
私は公務員として働きながら、第二子が誕生する年度の当初(4月1日)から丸々1年間の育休を取得した。
第二子は6月に誕生、それまでは第一子の育休を適用(3歳未満・無給)
育休を取得し、実際に育児をこなされた方ならご存じのことがある。
それは、育休とは育児のために仕事を休業しているだけ。
家庭では、心身ともに全く休めていない!
むしろ社会的つながりがなくなり、メンタルが不安定な日が続く。
このような声を察知したのか、東京都では「育休」という言葉を「育業」と改称した。
改称の趣旨はよくわかるし、言葉から変えていけることもあるはず。
東京都は首都ならではの財政力を武器に、国家よりも先んじて子育て施策を打つことが多い。
今後の動向に、大いに期待したいところだ。
育児のつらさ
育児期間中のありがたーい洗礼として、
ミルク → おむつ交換 → 睡眠(ここで素早く哺乳瓶洗浄して、親の仮眠!)
→ 昼夜関係なく泣き起きてミルク → オムツ交換 →・・・
・・・乳児期の「3時間おきの魔のローテーション」が、強く記憶に残っている。
育休中の私たち夫婦は毎日交代で、この乳児番をしていた。
第一子の乳児番は、平日はほとんど妻がなさってくださった。
育休がまともに取れなかった私は、金曜日・土曜日に夜中の乳児番を受け持った。
妻からすると全然満足できていないらしく、このほとぼりは未だ冷めていない(汗)
妻は寝かしつけに使っていたメリーさん(頭の上でくるくる回って、入眠させるための音楽が鳴るおもちゃ)のあの安らかなはずのメロディを聞くと、当時のツラい思い出が蘇ってくるそうだ。
この記事をお読みの方は、現在育休中の方だろうか?
育児に忙殺されたり、鬱になりかけている方はいないだろうか?
苦労して取得した育児休暇、「無駄にしたくない!」という思いもきっとお持ちだろう。
そこで私自身の1年間の育休を振り返り、
・私がやってみてよかったこと
・もっとやっておくべきだったこと
などを中心に、ポイントをまとめてみた。
この記事を読んで、後悔しない育児休暇期間をお送りいただけると幸いだ。
この記事を投稿する私のこと
田舎の県で地方公務員として、約15年間勤務する。
勤務10年目で第二子誕生の際、当時の男性では珍しい1年間の育休を取得。
育児をこなしながらも今後の人生を真剣に考え、公務員を退職して独立。
引き継いだ農地で小規模農業を行いつつ、ブロガーとして歩み始める。
もっと細かく知りたい方 → 私のプロフィールへ(内部リンク)
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育児休暇期間のポイント1:メンタルを保つ
育児休暇期間中は今までの社会との繋がりが遮断されるため、孤立感が強まってしまう。
そして、育児の生産性が実感できずに自己肯定感が低下する。
その結果、イライラしてパートナーと喧嘩になってしまう。
最悪、育児自体が空しくなってしまう。
よく聞く話だが、私もすべて経験した。
意思疎通が満足にできない乳児と、ずっと同じ空間にいると親の方がどうかなってしまう。
そんな状況に陥らないために、私がまず強くお勧めするのは、
「親のメンタルを保つ」ことである。
メンタルを保つには
親のメンタルを保つ具体的な方法は、コレ。
「1時間でも子どもから離れ、自分だけのための時間を作る」
そのための具体的アクションは、次の2つ。
具体的アクション1:頼る、頼る、頼る!
両親、義両親、ベビーシッターさんなど、頼れるものはなんでも頼る。
当然、パートナーにもしっかり動いてもらう。
出産前にしっかり良好関係を構築し、パートナーにも可能な限り育休を取ってもらう。
自治体が運営する子育てサービスも活用する価値が大いにあり。
これも事前に各自治体のサービスを調べておくことをおススメする。
具体的アクション2「時間を買う」という発想転換
スーパーのお惣菜は、親の手抜きではない。
子どもとの時間を作るための方策である!(過去に、スーパーのポテサラ論争があったが)
スーパーなどの宅配サービスも、妊婦や乳幼児のいる家庭への割引など子育てを後押ししている。
わが家では意を決して、従来の洗濯機を乾燥機付き全自動洗濯機に買い替え。
「洗濯物を干す」という重労働が、きれいさっぱり生活から消えてしまった。
↑ どんな洗剤よりもキレイになりましたw
また、お掃除ロボットも部屋をフラットにしておくと充分に活用できる。
そのロボットを活用するために、毎日の片付け癖がついた。
あなたは一人じゃない
自分の殻にひきこもらないで。
公園でとなりのベンチに座った子連れの親御さんを見て。
きっと同じ心境のはず。
話しかけると、ほらまた戦友が一人増えた!!
育児休暇期間のポイント2:自らの健康を保つ
愛するわが子の健康を守るためには、育児期間中の親はまず健康でなければならない。
具体的アクション1 親がしっかり眠る
乳児期では極めて難しいが、眠れるときに親がしっかり眠る!
そのために、パートナーの休日前夜には「魔の3時間ローテーション」を代わってもらうなどのサポートが必要。
メンタル面での説明と同様に時間を買って、自らの睡眠時間に割くことも大事である。
具体的アクション2 食生活に気を付ける
育児期間中はなるべく良いものを食べてもらいたい。
母乳育児ならば乳児への影響が出てくるだろうし、食事は自身への最大の投資である。
また日常的な筋力トレーニングは、おススメである。
これから、エターナルだっこやおんぶを余儀なくされるので、自らの筋力は必要不可欠。
私の毎朝のおススメ日課 ↓
・スクワット、腕立て、背筋を各30回 × 2セット
・バーピー10回(瞬発力プラスのため)
ちなみに、子供の前で腕立て・背筋をすると、必ず上に乗って妨害してくる。
そのため、なるべく子どもの起床前に完了させる。
Youtubeを聴きながらなど、毎日楽しく続けられるような工夫が大事。
大人になってから気づくありがたみ
子どもがある程度大きくなれば、ラジオ体操もオススめ。
大人が本気ですると、けっこうな運動になる。
NHKラジオだと6時半から決まって放送され、規則正しい生活が送れる。
子どもの頃は不真面目にしていたが、大人になってからそのありがたみが分かった。
Youtube動画にもアップされており、子どもにも分かりやすい。
子どもが必死でマネする姿がとても愛らしいというおまけつき。
乳児期の魔のローテーションを脱したら、子どもの起床前の朝のウォーキングがおススめ。
朝の爽やかな時間に無心で歩くことで、心身ともにフレッシュな状態で一日に臨めるだろう。
育児期間中のポイント3:自己投資、自己研鑽 → 「攻める育休」
「育児期間中は子供のことで精一杯なのに、そんなことできるかーい!」
とお𠮟りを受けそうだが、これが今後の親の人生をも好転させる。
名付けて、「攻める育休」。
岸田政権では「育休中のリスキリング」と推奨して、炎上していた。
しかしこれは、紛れもなく私の人生を大きく好転させたもの。
実は、このホームページのキモでもある。
私の育休開始から半年が過ぎると(第二子は生後3か月過ぎ)、パートナーとのダブル育休もあり、育休生活がわりと落ち着いてきた。
そこで心機一転、攻める育休を始めてみた。
自己投資の開始
私は元来の本好きもあり、書籍から貪るように知識を吸収した。
今後も公務員として復帰するので、最初は関連がありそうな書籍を中心に読書していた。
乳児の寝かし付けの際に、ブルートゥースイヤホンでYouTubeの書籍紹介チャンネルを聴いていたのが転機となった。
特に聞いていたのは、以下のチャンネル(今でもおススメ!)
(113) 中田敦彦のYouTube大学 – NAKATA UNIVERSITY – YouTube
私が聴いていたころは、もっと粗削りのコンテンツだったが、それでも多方面の書籍を落語のように面白おかしく紹介することで、幅広い知識を吸収することができた。
特に気になった書籍は、実際に購入して読み込んだ。
このチャンネルの視聴により、知識だけでなく、自身の生活、働き方、メンタル、資金運用などを深く考え、今後の生き方まで大きく変わることとなった。
ありがとう、あっちゃん先生!
自己研鑽ヘ発展
さらに、今後の人生を具体的に好転させたいと思っていると、自然と以下のチャンネルを多く視聴していた。
① 可愛いライオンマークの両学長が、丁寧にマネーリテラシーを向上させてくれる。
私は実際にこのチャンネルのおかげで、当『イッキューさんブログ』を始めることができた。
そして不安定ながらも、独立を決心するに至った!
ちなみに、両学長のおススメで、過去に取得した日商簿記3級を学び直し、簿記2級のひと通りの学習をやり終えた。
ありがとう、両学長!
② ハイテンション社長が、みなさんにサプライズを提供
この動画によって、日々怠けてしまいそうなところで、まこなり社長におしりを叩いてもらった。
ハイテンションさと、巧みな比喩も面白い!
紹介した3つの動画チャンネルは、今でもほぼ視聴しており、友人にも盛んにおススメしている!
このようないわゆる教育系チャンネルは、YouTubeの中でも少数領域。
視聴するだけでも、一般人から抜きん出る可能性がある。
興味があることにもトライ
今後の人生のために、興味があって実際できることにもいろいろ挑戦した。
たとえば、今後はドローン技術がビジネスを大きく変えることから、トイドローンながら実際に購入し、その操縦方法を体感してみた。
このように、本来休業中であるはずの育休時間を、
「自己投資、自己研鑽のチャンス」
として捉えた結果、新たな好循環が生まれ、人生が大きく好転した。
今でもこのスタイルを続けられている。
悔やむ点としては、もっと早くにこの学習スタイルを確立すべきであったこと!
「今が人生で一番若い日」なので大きな後悔はない。
しかし知り合いや後輩などには、早めに自身の学習スタイルを確立するよう案内するようになった。
ぜひ読者の方にも、強く強くおススメしたい!
この育休中からでも間に合うので、スキマ時間で自己投資、自己研鑽を始めてみてはいかがか。
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