【煉獄を沈められた志々雄の怒りは!?】漫画版とリメイクアニメ版との違い Vol.14
原作との違いを論じる当サイトとしては願ったりだが、京都大火ではけっこうな改変で度肝を抜かれる日が続く💦

『るろうに剣心』を語る私のこと
〇 私(スカイハイ)
片田舎で男性公務員だったが、第2子誕生の際に1年間の育休を取得。
育休後に復職するも、将来を見据え、退職・独立。
引き継いだ農地で小規模農業を行いつつ、ブロガーとしても活動中。
中学生の頃から『るろうに剣心』が大好きで、毎日コミックスを1巻ずつ読み続けた。
京都編では、特に恵の活躍に心を打たれている。
詳しくは、私のプロフィールへどうぞ(内部リンク)
制作サイドへのリスペクトを忘れずに
私は『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚(めいじ けんかく ろまんたん)-』が、好きだ。
毎週「アマゾンプライム」で、リメイク版「るろ剣」の新話を心待ちにする日が続く。
毎週見ていく中で、ところどころ、原作の漫画版と異なるところに気づく。
私は思春期に漫画版を読み込み、毎日1巻ずつ平気で読んでいた。
「るろ剣」の技としては、牙突が最も印象深い。
アニメは高いクオリティでリメイクされているが、生粋の「るろ剣ファン」としては、どこが違っているのかとても気になる。
そこでその「違い」について、原作版・リメイクアニメ版を問わず制作サイドにリスペクトを払いつつ、読者さんとマニアックに共有していきたい。

・なぜ「るろ剣」の違いを、記事にしようと思ったのか?その熱い思いはこちらから ↓
『リメイク版アニメ『るろうに剣心』漫画版との気になる違い Vol.1』

第45話 「 なみだ 」
あらすじ
志々雄の画策した京都大火は、幸いにも小規模な被害で済んだ。
その街の後処理の傍ら、葵屋で目を覚ました翁は剣心にある依頼を行なう。
みどころ
目を覚ました翁は、これ以上の被害を出さないように蒼紫を葬って欲しいと依頼する。
しかし翁のケガから蒼紫の心境を察した剣心は、蒼紫を連れ帰るという約束をする。
違い1:恵がカッコいい
漫画版では
引き続き、恵は東京で待機中。
志々雄との決戦後に、京都に駆け付ける。
リメイク版アニメでは
夜通し診療所で働きづめだった恵。
ちゃうちゃう三人娘から、お茶、おにぎり、羊羹を出されるも、混ぜてかき込んでしまった。
ばりばりの女医という感じだ。
違いを考察
前回に引き続き、恵が自身のフィールドで大活躍✨
毎週ここまでの活躍の場を与えられる恵の扱いがスゴい!
寝不足で剣心に会ったときの仕草もとてもかわいい。
志々雄との決闘の際、いったいどのような活躍をみせてくれるのか?
違い2:張の存在感
漫画版では
京都大火の情報提供役で終わった、十本刀の張(ちょう)。
それ以降は、完全に忘れられていた。
リメイク版アニメでは
「こんな拘置所、いつでも抜け出せる」を実現し、警察署の屋根で昼寝していた張。
煉獄大破から帰還した左之助と出くわし、激しい言い合いになる。
違いを考察
警察署絡みの改変が前回からたくさんあって戸惑っていたが、まさか張まで改変されているとは。
こうなると、もしかすると志々雄との決闘にまで絡んでくるのか!?と期待してしまう。
第46話 「 見事な夜 」
あらすじ
斎藤を通じて剣心に伝えられた、志々雄からの決闘状。
その日本の行く末を左右する決闘を前に、剣心たちは葵屋で結束を強める。
一方、方治は志々雄にある作戦を提案する。
みどころ
タイトルの「見事な夜」は、まさに葵屋での剣心側の集いのことを示す。
しかし志々雄側でも、あの方治が見事な立ち振る舞いをしていた。
参謀役の方治が、あの志々雄にまで噛みつき命懸けの献策を行なうのだ。
違い1:恵の立ち振る舞い
漫画版では
引き続き、恵は未だ東京。
志々雄との決闘後に、京都に駆け付ける。
リメイク版アニメでは
葵屋での左之助が説明する際に、翁に気に入られている様子が分かる。
むしろ左之助を怪しいヤツとして、京都側の方に立つ微笑ましい場面。
また屋根上での剣心と薫の胸きゅんシーンにも、ちゃっかり登場。
恵がしっかり剣心の手を握るところも、恵らしい良いシーンだ。
違いを考察
ここでも恵の存在感が際立った、何気に京都編の名キャラだ。
ダブルヒロイン制にでも持っていくのだろうか?
それもそれで面白い。
違い2:剣心の行動
漫画版では
志々雄との決闘前に、動いている様子は描写されていない。
剣心曰く「次善策は打ってある」らしいが。
リメイク版アニメでは
その次善策として、師匠である比古清十郎のもとを訪れている。
どういう次善策となるのかは、今後をお楽しみに!
その帰路では、意気消沈した志々雄残党に会い、優しくかつ厳しく人生を諭す。
違いを考察
決闘前の剣心の心情を、比古と残党を通じて描いている。
静かだがとても良い場面だ。
違い3:京都市の警察署長とのやりとり
漫画版では
斎藤は志々雄との決闘に淡々と臨む。
リメイク版アニメでは
京都大火で名誉の負傷を追った警察署長を見舞い、今後の計画を手渡す。
違いを考察
渋イケメンの署長も生きていてよかった。
しかも怨敵である新撰組の斎藤から労われているところに、とてもほっこりした。
幕末の遺恨を乗り越えて、新時代のために奮闘する漢たちの懸命な姿だ。
まとめ
今回のクールは、この第46話で終了。
京都大火・煉獄上での攻防は大いに改変されたが、当時ファンも納得の満足度だった。
そんな幅広の改変も、最後は原作のもとにきれいに収束した。
逆に今後の志々雄決闘編では、なかなか改変するポイントが難しい💦
いったいどんなオリジナル展開があるのだろうか。
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