年長組のお子さん+近くのテーマパークで、お得コンボ発動
2024年の春、わが家の娘は無事に保育園を卒園し、晴れて小学生に。
しかし保育園の卒園式は3月25日ころ、小学校の入学式は4月10日前後。
この間の2週間は、いったいどうしたらいいのだろう!
卒園式後の3月31日までは、保育園に預けることも可能。
しかし保育園も、新年度に向けて準備していく大事な時期。
多少は甘えさせてもらうが、頼り切るのは気が引ける。
本当にツラい時期
新年度の4月1日からは、保育園に預けることは一切不可。
ここから入学式までの1週間ほどの期間が、本当にツラい時期だ。
これから学童に通う児童ならば、4月1日から対応しているところもあるだろう。
しかし学校にも行ったことのない子が、いきなり上級生ばかりの学童にデビューするのもハードルが高い。
実際にわが娘は、4月1日にお弁当を持って学童に行かせたがまさかのお昼前に呼び出し。
不安による腹痛で、ずっと泣いていたらしい(呆)
わが家の方法
このような状況をある程度、見越していた私は、年度末から作戦を立てていた。
名付けて、「近くのテーマパーク堪能作戦」。
子どもとの時間を重視するために、公務員を退職し自宅開業した私。
この期間は、仕事を中断し子どもとのふれあいタイムに全振りすることにした。
具体的な作戦は、前年度中の幼児料金でテーマパークの年間フリーパスを購入し、この期間に通いつめること。
子どもの人生には一度しかない貴重な期間に、親子の無謀な闘いが始まった。
自宅で子どもと2人でいても、おそらく息が詰まる。
それならば敢えて、外に打って出る道をえらんだ親子の闘いだ。
近くのテーマパーク堪能作戦を立案した私のこと(プロフィール)
田舎の県で地方公務員として、約15年間勤務する。
第2子誕生の際、当時の男性では珍しい1年間の育休を取得。
育児をこなしながらも、今後の人生を真剣に考え公務員を退職して独立することに。
公務員の最終年度に育児に注力しつつ、「有給消化46日/年度」という伝説的記録を叩き出す。
「あれだけ休んで、業務ノルマを軽く達成したイクメン」として同僚から注目を集めるが、上司からは「休みすぎ」という理由で最後に減点評価をされる。
引き継いだ農地で小規模農業を行いつつ、ブロガーとして歩み始める。
年長組の娘を卒園に際し、小学校入学式までの期間を考え、行動を起こすことにした。
・もっと細かく知りたい方 → 私のプロフィールへ(内部リンク)
春休みのテーマパークは、そこそこの人
卒園式後は、天気の悪い日には保育園を利用させてもらう。
しかしお天気の良いには、すでに購入していた年パスでテーマパークを堪能することにした。
春休みということもあり、特に学校休みの小学生たちの姿が目立つ。
しかし、土日に比べると圧倒的にお客さんは少ない!
たいていのアトラクションは、数分待てばすぐに乗ることができる。
ファストライドが存在するテーマパークもあるが、これも不要のストレスフリーで楽しむことができる。
子どもがテーマパークで得られるメリット
あなたはテーマパークと聞いて、どんな思いを抱くだろうか?
「遊ぶだけのところでしょう?」
「子どもに良い影響はないのでは?」
などと凝り固まった思考だと、正直言ってもったいない。
実はテーマパークは、子どもにとってもは絶好の学びの場でもある。
テーマパークに通い詰めて実感した、そのメリットを解説する。
楽しみと興奮
テーマパークは子どもにとって純粋に楽しい場所。
アトラクションやショー、キャラクターとの交流など、多くの楽しみが存在する。
学習の機会
テーマパークには科学、歴史、文化などに関する教育的な展示やアトラクションがある。
これにより、楽しみながら学ぶことができる。
社会的スキルの向上
他の子どもたちと一緒に遊ぶことで、コミュニケーション能力や協力する力を学ぶ機会が増える。
また、列に並ぶ、順番を待つといった社会的なルールを学ぶこともできる。
運動能力の向上
大型の遊具やアトラクションを楽しむことで、体を動かす機会が増え、運動能力やバランス感覚が向上する。
創造力と想像力の刺激
テーマパークの多くは、物語やファンタジーの世界をテーマにしている。
これにより、子どもの創造力や想像力が刺激される。
恐怖心の克服
ジェットコースターやお化け屋敷などのアトラクションに挑戦することで、恐怖心を克服し、自信をつける機会が得られる。
家族との絆の強化
テーマパークは家族で楽しむ場所なので、一緒に過ごす時間が増え、家族の絆が深まる。
達成感と自己効力感
難しいアトラクションをクリアしたり課題を達成することで、達成感や自己効力感が得られる。
これは、子どもの自己肯定感を高める要素となる。
新しい体験と冒険
テーマパークは、日常生活では経験できないような新しい体験を提供してくれる。
これにより子どもの視野が広がり、新しいことに対する興味や好奇心が育まれる。
感情の発達
テーマパークでの様々な体験を通じて、喜び、驚き、興奮、恐怖などの感情を安全に体験し、感情の認識やコントロールの仕方を学ぶことができる。
小学1年生に上がる前に、やっておくべきこと
まずは、年間パスポートを購入するタイミングを逃さないこと
よくある年パスは、入園+アトラクション乗り放題がセットになっているもの。
お気づきの方はみえるかもしれないが、私が買ったのは三重県の鈴鹿サーキットの年パス。
(以下は、全て税込価格、プール料金は除く)
小学生・中学生は、14500円。
3歳以上の未就学児ならば9300円と、5200円も差が出るのだ。
新学年の適用は、4月1日から。
そのため、未就学状態の3月中に購入すると、未就学児扱いとなる。
さらに年間パスポートは、翌年の月末まで有効である。
2024年3月1日に購入すると、2025年3月31日まで有効となるので、最長で実質13か月も楽しむことができるのだ。
年度をまたぐ1か月の差で、5300円も安く購入できる。
これは、3月31日までに購入しておきたいところだ。
なお、高校生以上の大人は20500円、けっこうイタイ。
駐車場代は、パスポートには含まれておらず、別途1000円ほどかかる。
近くだからこそ注意!テーマパークの独自ルール
鈴鹿サーキットもそうだが、テーマパークにはそれぞれ独自ルールがある。
これを知っておかないと、年パスの効果が半減しかねないので注意されたい。
テーマパークの身長制限
一般的なテーマパークでは、子どもの身長制限により、乗れないアトラクションもある。
身長が120㎝あれば、ほとんどのアトラクションを利用可能だろう。
年齢としては、小学校3年生・10歳くらいがめやすだろうか。
年長組・小学校1年生の年頃では、半分以上のアトラクションは楽しめる。
また小学生になると、単独で乗車できるアトラクションも増えるので、親としてはとても助かる。
特定のイベント期間はパスポート不可
鈴鹿サーキットは、ご存知のとおりサーキットコースがメイン。
サーキットコースで大規模なレースが行われる際は、なんと年間パスポートが適用されない。
「駐車場がいっぱいになるから、パークの利用を控えてね」という意図だろう。
F1イベントの際は市内の幹線道路が大渋滞するので明らかだが、GTなどのイベントにも注意する必要がある。
近くだからという理由で無確認でほいほい出かけていくと、日によってはまさかの事態に出くわすことになる。
このような特別イベントの日にごった返しているのは、サーキットコースと駐車場のみ。
テーマパークのアトラクションは空いているが、どうしても遊びたければ入園料+アトラクションの正規料金が必要となる。
年パスを持っているのに正規料金を支払うのもばかばかしいので、もしお出かけになる方は事前にこちらの情報を確認されたい。
鈴鹿サーキット 年間パスポート | パーク料金・営業時間 | 鈴鹿サーキットパーク | 鈴鹿サーキット (suzukacircuit.jp)
テーマパークの年パスのコスパ検証
わが家では、まずは幼児として9300円(税込)の年パスを購入。
1回あたりの来園コストを算出すると、
入園料 大人2000円 小学生・中学生1000円、幼児800円
1アトラクション500円として、半日かけて幼児・小1目線で5つに乗って2500円。
計 大人4500円、小学生・中学生3500円、幼児3300円。
ちなみにワンデーパスポート(入園料込み)は、大人4800円、小学生・中学生3400円、幼児2200円。
幼児ならば5回、幼児のギリギリで買って小学生値段で換算すると3回行けば、購入分を回収できる。
テーマパークの大人の年パスも、回収できるか
鈴鹿サーキットでは、高校生上の大人の年パスは20500円。
子どもと一緒の乗り物ばかり乗っていると、回収に4、5回の通園が必要となる。
ただ、大人向けのアトラクションなどは800~1000円のスリリングなものがある。
大人1人で平日に来園すれば、2日もあれば年パス代を回収できるだろう。
ただそれは「子どもの育児」というこの投稿テーマに反するので、ここでは触れない。
(レース系のアトラクションの好きな方は、鈴鹿サーキットはひとりでの来園にも適している)
テーマパークの食べ物は高い!
もはや一般的な常識だが、テーマパークの飲食物は高い、高い!
テーマパークのストーリーに関連させて、素敵な仕上がりになっているが、それでも高い。
そしてそれほど満足のいくものでもない。
そのため持ち込み自由であれば、近くのスーパーで昼食などを買い込んでいくことをお勧めする。
また、せっかくのお出かけの機会なので、自宅でおむすびなどを手作りで準備しても楽しめる。
まとめ 唯一の期間に近くのテーマパークをフル活用
天候の関係もあったが、わが家の娘はこの小学1年生の入学式までに、6日間は通うことができた。
これにて、年間パスポート分は回収できている。
さらに入学式後の4、5、6月で、加えて6日間は通うことができた。
園内にミスト設備もあるが、これから暑くなる7.8.9月はやはり炎天下のテーマパークはでツラいものがある。
この真夏の期間を避けて、わが家は10月からテーマパーク通いを再開する予定だ。
さあ、この年間パスポートをどこまで活用できるだろうか。
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