ストライダーの登場で、自転車の教え方が変わる
自転車に乗り始めたころのことを覚えているだろうか?
補助輪を外した自転車の不安定さは、けっこう怖かったものだ。
1人で乗れるようになった方はいるだろうか?
子ども(幼児)が自転車に乗り始めるとき、その特訓はどこの家庭でも一大イベントだった。
父が後ろから自転車を支えて押してくれた記憶が、私にも残っている。
ウェブ上でも幼児の自転車練習ブログの記事があふれているが、その大半は昔の練習内容とは異なる。
補助輪を使わずに、乗れるようになるパターンが増えているのだ。
子どもの身体能力が進化しているわけではない。
その場合、ストライダーやバランスバイクなどの「足漕ぎ自転車」を活用していることが多い。
いわば「幼児の遊び」から延長して、自転車に乗れるようになってきているのだ。
この記事では、足漕ぎ自転車での教え方だけでなく、
・補助輪のコスパ
・幼児用自転車を安く済ますには、どのタイプを選ぶとよいか
を分析する。
最後まで読むと、足漕ぎ自転車のメリットだけでなく、子どもの自転車代が数年で2~3万円の節約できる方法がわかる。
補助輪を否定する私のプロフィール
15年の公務員生活に見切りをつけ独立、個人事業主に。
小規模農業とブログをバランスよく進めるハイブリッド。
現在、5歳娘と3歳息子の2人を子育て中、妻はフルタイム勤務。
補助輪をつけた子どもの自転車練習に付き合い、その非合理さとコスパに憤慨!
くわしくは、内部リンクのプロフィールへ
小さな頃からストライダー?
わが家では、娘が3歳になる頃から、「ラングスジャパン バランスバイク」 を購入。
イオンのキッズリパブリックの割引などを活かして、約8000円で購入。
ラングスのラインナップは、数種類でパターンもシンプル。
全体的に、ストライダーよりも安価な価格設定である。
ストライダーは一世を風靡した甲斐あってか、ラインナップが高価格帯である。
足漕ぎ自転車は数年しか使わない幼児用なので、あえて安価なバランスバイクを購入。
足漕ぎ自転車の困りごと
足漕ぎ自転車は、基本的にスタンドが装備されていない。
そのため自立させられず、どこかに立てかける必要がある。
我が家では、100円ショップで買ったプラススティックケースで代用。
本や雑誌を収納するケースで、後輪が十分収まった。
ラングスの追加装備のスタンドは、2400円。
本体に比べると、かなり割高だ。
わが家では室内用にバランスバイクを用意し、主にリビングで使わせていた。
娘は3歳のころ、息子は2歳の頃から暴走している。
二人とも慣れたもので、狭い通路やスキマも「すい~」と春風のように通過していた。
当時の教え方は、補助輪つけてペダルの漕ぎ方から
読者のみなさんは、ご自身の自転車練習を覚えているだろうか。
まずは補助輪付き自転車で、サドルにまたがりペダルの漕ぎ方を習得する。
漕げるようになったら、補助輪を外す。
そこから、保護者に押してもらいつつも、勝手に手を離され(!)、何度もこける。
そうやって、バランス感覚を覚えやっとこさ乗れるようになった。
これが、当時の自転車に乗れるようになる教え方だった。
幼児用自転車は、ほとんどが補助輪付き
我が家では娘が5歳になったころ、店頭販売で補助輪付きの幼児用自転車を購入。
娘がデザインを気に入って買ったが、お値段は30000円。
そのほかには60000円までの価格帯で、ほとんど補助輪付きの幼児用自転車が並んでいた。
補助輪のデメリット
購入時には補助輪付きの自転車しか目につかずに、盲目的な購入だったと後悔。
補助輪のデメリットとして、自転車本体を傾けられずハンドルがうまく切れない。
幼児だけでなく、親が練習場所まで押していくのも大変。
親になって実感したが、補助輪付き自転車はかなり扱いにくい代物である。
写真の片側スタンドは本体に付属しておらず、ネットで約1500円で購入。
補助輪、扱いにくい
補助輪1対を単独で買おうとすると、1500~3000円ほどかかる。
実際は、幼児用自転車とセットで売られていることが多い。
購入する際に補助輪なしの自転車を探せばよかったのだが、補助輪を卒業して用無しに。
しかしフリマサイトなどで売ろうにも、砂&傷だらけでみっともない。
くわえて、重い&かさばるので送料もかかる。
補助輪を外してしまったら、他に使い道が見当たらない。
そもそも補助輪は、自転車購入時にほぼ付いている。
そのため、単体で補助輪を買おうとする人は、かなり限られるだろう。
フリマサイトなどでは、なかなか買い手が付かないだろう。
鉄くず業者に、二束三文で引き取ってもらうしかないだろう。
自転車が乗れるようになる教え方(ストライダー、バランスバイク)
新しい自転車で5歳娘も意気込んでいたが、思い返すとあっさり乗れた。
やはり、2年間の足漕ぎ自転車の遊びにより、バランス感覚は充分に備わっていたようだ。
教え方のポイントは、子どもにこぎ方を習得させるだけ。
厳密には、今までの足漕ぎをいかにペダル漕ぎにシフトするか、だけ。
バランスのとり方を教える必要は、全くなし。
数回こけたり、私が後ろから自転車を押したが、1時間ほどで乗れるようになった。
なお、2歳息子は屋外ではD-Bike(足漕ぎ自転車、いただきもの)を愛用。
自転車特訓中の姉に、弟の愛機で捨て身の突撃を繰り返す(笑)
「弟なりに姉を応援していたのだ」と、捉えることにした。
教え方の注意
娘に多少のバランス感覚はあったが、それでも転倒は避けられない。
転倒すると、娘が泣き言を言ったり実際に泣いたりもする。
しかし、すぐには駆け寄らず、自身で立ち上がり自転車を起こすのを見守った。
「こけても、自分で立ち上がる」という経験を積ませたかった。
自転車を起こす娘を見ながら、「いつかは自転車で中学校に通うんだろうな」と、親として寂しい気持ちにもなった。
ストライダーにもあった、着脱式ペダルの自転車
「補助輪いらない」って思いネット検索していたら、こんな商品を発見した。
いずれも最初は足漕ぎ自転車として使い、頃合いを見てペダルを取り付けることができる。
ケッターサイクル → 約20000円
ストライダー → 約30000円
「補助輪いらない派」の意見を巧みに取り入れた、見事な商品だ。
はっきり言って、やられた。
事前に知っていたら、ケッターサイクル1択だった。
ケッターサイクルの実物をみて、子どもにも乗ってもらった。
安いからと言って、足漕ぎ自転車としてストライダーと大した差はなさそうだった。
まとめ コスパ比較とストライダーの出現で変わる教え方
コスパの勝負は、最初のバランスバイク購入時から始まっていた。
念のため、悔しまぎれに総額を算出する。
(ヘルメットやサポーターは除く)
〇 わが家の支出総額 計 39,500円
(内訳)
・バランスバイク 8,000円
・(強制)補助輪付き自転車 30,000円
・片側スタンド 1,500円
→ ケッターサイクルの2倍で、激しく後悔!
せめて、読者さんにはこの実状をいち早くお伝えしたかった。
そして、補助輪についてお伝えしたいことがある。
わが家の例では、足漕ぎ自転車で養ったバランス感覚や総額コスパから考察し、補助輪は不要であった。
もし、ストライダーなどからペダル漕ぎ自転車に上手く移行できなければ、そのとき補助輪を使ってみるのがよい、と感じた。
補助輪が必要なときは
補助輪が必要になっても、急いで購入することはない。
子持ちの家庭などから、使っていない補助輪を譲ってもらえるだろう。
補助輪の取り付け部構造は単純なので、幼児用ならばたいていの補助輪が取り付けできるはず。
そもそも補助輪は数か月しか使わない。
あまり雨にも濡れることはなく、錆びるまでに外されて保管される。
反対に自転車本体は、幼児用とはいえ数年間は使用される。
どの家庭でも、補助輪が倉庫でキレイに眠っているのではないか。
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