【るろ剣最強キャラ、比古が登場】漫画版とリメイクアニメ版との違い Vol.11
いよいよ今シーズンも終盤。
そこでいよいよ登場するのが、比古 清十郎(ひこ せいじゅうろう)。
剣心の飛天御剣流の師匠でもありガタイも超人的で、まさに無敵!
おそらく、るろ剣内で最強のキャラだろう。
さあ、いったいどうやってリメイクされていくのだろうか。
まただ、原作との違いが少ない(泣)
今回も、原作との違いが少ない。
ぱっと見る限りでは、「え、原作と一緒だ」と運営者目線で呆然としてしまった💦
これも言い換えると、原作にケチが付けにくいということ。
今回の違いは、そうとうマニアックな箇所から出発する。
『るろうに剣心』を語る私のこと
〇 私(スカイハイ)
片田舎で男性公務員だったが、第2子誕生の際に1年間の育休を取得。
育休後に復職するも、将来を見据え、退職・独立。
引き継いだ農地で小規模農業を行いつつ、ブロガーとしても活動中。
中学生の頃から『るろうに剣心』が大好きで、毎日コミックスを1巻ずつ読み続けた。
私よりも先に、左之助が「二重の極み」を会得してしまった(泣)
詳しくは、私のプロフィールへどうぞ(内部リンク)
制作サイドへのリスペクトを忘れずに
私は『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚(めいじ けんかく ろまんたん)-』が、好きだ。
毎週「アマゾンプライム」で、リメイク版「るろ剣」の新話を心待ちにする日が続く。
毎週見ていく中で、ところどころ、原作の漫画版と異なるところに気づく。
私は思春期に漫画版を読み込み、毎日1巻ずつは平気で読んでいた。
「るろ剣」の技としては、牙突が最も印象深い。
アニメは高いクオリティでリメイクされているが、生粋の「るろ剣ファン」としては、どこが違っているのかとても気になる。
そこでその「違い」について、原作版・リメイクアニメ版を問わず制作サイドにリスペクトを払いつつ、読者さんとマニアックに共有していきたい。
・なぜ「るろ剣」の違いを、記事にしようと思ったのか?その熱い思いはこちらから ↓
『リメイク版アニメ『るろうに剣心』漫画版との気になる違い Vol.1』
第35話 「比古 清十郎」
あらすじ
十本刀の張を退け、逆刃刀・真打を手にした剣心。
次なる探し人は、飛天御剣流の師匠でもある 比古 清十郎(ひこ せいじゅうろう)。
幕末の動乱でケンカ別れした剣心は、飛天御剣流の奥義を会得すべく再び師匠のもとを訪れる。
みどころ1
登場から超人めいた強さを発揮してきた剣心だが、実はまだ未完成の強さだった。
それは飛天御剣流の強さでもあるが、剣心がそれを究めたらいったいどんな強さになるのか。
新しい逆刃刀と共に、奥義の会得に挑む!
違い:冴(さえ)さんのつっこみ
漫画版では
操が剣心との関係を必死で説明するが、周りには(特に冴)、男女の関係と誤解されてしまう。
そこを、冴がしつこく操の揚げ足をとっていく。
まるで漫才のような掛け合いが印象的なシーン。
リメイク版アニメでは
冴さんのつっこみが2回留まりで、ややあっさりした幕切れ。
違いを考察
アニメの尺の関係か、冴さんがあっさり終わってしまった。
東京の妙(たえ)さんとの違いもあまり分からないが、京都での重要なサポートキャラのひとりだ。
第36話 「修羅の会合」
あらすじ
飛天御剣流の奥義を会得すべく、比古 清十郎(ひこ せいじゅうろう)の元を訪れた剣心。
そんなところに薫たちが現れたことにより、幕末に途絶えていた修行が再開されることに。
一方、剣心を追う四乃森 蒼紫(しのもり あおし)も、翁だけでなく、志々雄とも接触し剣心に迫っていた。
みどころ1
剣心との因縁がある志々雄と蒼紫が、同盟という形で剣心に立ちはだかることになる。
そんな中、剣心の修行が始められる。
違い:清十郎のマントのえり
これは本来、前回に気づくべきだった。
漫画版では
清十郎のマントのえりは、ややぺたんとしており、あごの高さまでしかない。
リメイク版アニメでは
マントのえりがピン!と立っており、頭頂部くらいまでせりあがっている。
違いを考察
前回の登場時にどこか違和感があったのだが、あまりに自然すぎて気づかなかった。
実は京都編の「葵屋攻防戦」の際に清十郎が再登場するのだが、その際は漫画版でもかなりピン!とえりが立っている。
そのイメージが強すぎて、原作版初登場の記憶が書き換わっていたかもしれない。
やはり非常識なくらいえりが立っていたほうが、清十郎らしいな。
第37話 「 蒼紫 対 翁」
あらすじ
剣心との決着をつけるため、志々雄と手を組み剣心の居所を探る蒼紫。
それを阻止しようと、蒼紫を命懸けで止める翁。
御庭番衆最強と言われた翁の実力を持ってして、修羅の蒼紫を止められるのか?
みどころ
何といっても、蒼紫と翁の迫力あるバトルシーン。
蒼紫の方が強そうだが、翁の実力もけっこうすごい。
作者の和月氏のお気に入りキャラクターだろうか、けっこうやり手のじいさんだ💦
違い:梟爪衆のボスが目立つ
そんなバトルの咬ませ犬が、この梟爪衆(きょうそうしゅう)。
方治が放った葵屋への強襲部隊だが、翁をはじめとする葵屋の面々にコテンパンに拷問される。
これをもって蒼紫は「俺が行く」と決意するのだが、梟爪衆は起爆剤兼伝達役の扱い。
今回はこの梟爪衆のコスチュームという、枝葉の部分しか違いが見つからず💦
漫画版では
梟爪衆は全員同じ色のコスチュームのよう
(漫画なのでよく分からないが)
リメイク版アニメでは
梟爪衆4名のボス?だけコスチュームの色が赤っぽい。
違いを考察
夜なのであまり分からないかもしれないが、部隊編成としては分かりやすい。
この赤ボスが翁たちから、こっぴどく拷問されますw
第38話 「 操の決意 」
あらすじ
剣心の居所を割り出すため、かつての仲間である翁を仕留めた蒼紫。
しかし葵屋では、弥彦と薫が気丈に蒼紫を追い返し、事情を呑み込んだ操は、御庭番衆の新しい御頭となって周囲を驚かせる。
一方の斎藤は左之助をいなしながらも、剣心が捉えた十本刀の張から、志々雄の京都大火計画を聞き出すことに成功した。
みどころ
久々に登場した左之助。
張と髪型バトルを繰り広げ、器の大きさを見せつける。
違い1:あの女医が早くも登場
翁を仕留めた蒼紫が、葵屋に現れた際、
「医者を呼べ」騒動のさなか、ベストタイミングであの恵が登場。
漫画版では
恵が登場するのは、剣心が志々雄と闘って意識を失っているとき。
白べこ店内にしれっと鎮座している。
リメイク版アニメでは
志々雄との闘いが始まる前に、登場。
原作ファンは度肝を抜かれた。
違いを考察
本来は、患者を診るのが剣心に与えられた人生の償い、としているが、そこも薫にしっかり説明している。
さすがにバトルに絡んだり、志々雄アジトに乗り込んだりはないはずだが、剣心との絡みが大いに気になるところ。
もしや完全オリジナルの名場面でも登場するのか!?
違い2:京都府警の署長
予定より遅れて京都に到着した斎藤。
警察署の地下牢で話しているのは、なかなかの好漢署長。
漫画版では
顎がガコンとなっている無骨な感じの署長。
リメイク版アニメでは
主力級の好漢系の若々しい署長になっている。
違いを考察
実はこの署長、京都大火の際にも市中で警護の指揮をとるはずのキャラ。
再登場を見越して、ある程度のルックスに仕上げ直したか。
おまけの違い:地下牢にて
警察の地下牢にてひと悶着後に、どさくさ紛れで張も一緒に引き上げるようなセリフがあった。
ただのボケなのか、原作とは異なる再登場を果たすのか、どうなることやら。
次回 第39話 「 生と死の間で 」
左之助もちゃっかり京都に到着し、残る気がかりは剣心の修行。
果たして剣心は不殺の果てに、飛天御剣流の奥義を会得できるのだろうか?
また、奥義や九頭龍閃(くずりゅうせん)の描写の仕方が、とても気になるところ💦
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