リメイク版アニメ『るろうに剣心』-【飛天御剣流の奥義伝授】 私だけが気付いた!?漫画版との気になる違い Vol.12

【奥義会得に向けた修行が佳境】漫画版とリメイクアニメ版との違い Vol.12

いよいよ登場した剣心の師匠である比古 清十郎(ひこ せいじゅうろう)

るろ剣内で最強キャラで、修行中は比類なき強さを披露する。

剣心の奥義会得のための修行も、いよいよ佳境へ。

とうとう出た、九頭龍閃! 今回は、けっこうありそう⤴

 今回はのっけかから、けっこうな違いを見つけた。

アニメの尺の関係で省かれたセリフなどもけっこう見つけたが、このシリーズ最高の違いを見つけてしまったかもしれない💦

『るろうに剣心』を語る私のこと

〇 私(スカイハイ)

 片田舎で男性公務員だったが、第2子誕生の際に1年間の育休を取得

育休後に復職するも、将来を見据え、退職・独立。

引き継いだ農地で小規模農業を行いつつ、ブロガーとしても活動中。

中学生の頃から『るろうに剣心』が大好きで、毎日コミックスを1巻ずつ読み続けた。

九頭龍閃は無理でも、「天翔龍閃」ならばなんとか会得できそうな気がする。

詳しくは、私のプロフィールへどうぞ(内部リンク)

制作サイドへのリスペクトを忘れずに

 私は『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚(めいじ けんかく ろまんたん)-』が、好きだ。

毎週「アマゾンプライム」で、リメイク版「るろ剣」の新話を心待ちにする日が続く。

毎週見ていく中で、ところどころ、原作の漫画版と異なるところに気づく。

私は思春期に漫画版を読み込み、毎日1巻ずつ平気で読んでいた

「るろ剣」の技としては、牙突が最も印象深い。

 アニメは高いクオリティでリメイクされているが、生粋の「るろ剣ファン」としては、どこが違っているのかとても気になる。

そこでその「違い」について、原作版・リメイクアニメ版を問わず制作サイドにリスペクトを払いつつ、読者さんとマニアックに共有していきたい。

・なぜ「るろ剣」の違いを、記事にしようと思ったのか?その熱い思いはこちらから ↓

リメイク版アニメ『るろうに剣心』漫画版との気になる違い Vol.1

第39話 「生と死の間で」

 あらすじ

 飛天御剣流の師匠でもある 比古 清十郎のもとで修業を続ける剣心。

そんな修行も佳境に入り、奥義会得の試練に臨む。

しかしそれはまさに命懸けの試練となるのだった。

みどころ 

 超人めいた強さを発揮してきた剣心だが、比古 清十郎は比べ物にならないくらい圧倒的に強い。

そんな師の繰り出す「九頭龍閃」を前に、いったい何が必要なのか。

違い1:剣心の名づけシーン

漫画版では

 剣心が幼少のころ清十郎が名前を尋ね「心太」と答えるも、「優しすぎてそぐわない」として「剣心」に口頭のやりとりで改名された。

リメイク版アニメでは

 剣心が地面に「心太」と書くも、清十郎から「剣心」と改められる。

違いを考察

 剣心は小さいころから文字をかけた!

身売りされるくらい貧しい出なのに、文字は書けたの!?

アニメだと分かりにくいから、あえて手書きのやり取りにリメイクしてくれたのか。

小さい子でも自分の漢字くらいは、教えてもらっていたということで💦

清十郎「お前は今日から剣心と名乗れ」

違い2:奥義の会得シーン

 これはこのシリーズで最大のリメイク箇所で、判明した際は身震いしてしまった。

漫画版では

 清十郎が放つ九頭龍閃に対し、奥義で対抗する剣心。

詳しい描写はなく、打ち合った後しか分からなかった。

リメイク版アニメでは

  打ち合った際に、剣心の左足が描かれている!

違いを考察

 剣心が宗次郎と再戦した際に明らかにされるのだが、通常の抜刀術の踏み込む足は右足。

しかし奥義で描写されたのは、なぜか左足。

いったいどういうことだろうか?

なぞときは、宗次郎との再戦までおあずけといきましょう。

剣心「これが真の・・・比古清十郎」

第40話 「 十本刀集結 」

 あらすじ

 比古 清十郎から飛天御剣流の奥義を伝授された剣心。

そんな剣心の裏では、志々雄の元には十本刀が集結し、決起の時を待っているのだった。

いよいよ、志々雄による国盗りが始まる!

みどころ 

 志々雄の元にあつまった十本刀の面々は、個性派ぞろい。

集まった目的もそれぞれで、決して一枚岩というわけではない。

これからどのような戦闘画面が描写されるのか、楽しみだ!

違い1:十本刀の集結

漫画版では

 志々雄の元に集まった十本刀。

宗次郎を相手に才槌老人がぼやくとともに、志々雄が登場。

リメイク版アニメでは

 ぼやいた才槌老人に対して、蝙也が噛みつく。

共に自らが最強だと自負するもの同士の対立だ。

才槌が杖で床を突くと、アジト外で寝転がっていた相棒の不二が動き出そうとする。

しかし安慈のとりなしによって、場が収まった。

違いを考察

 十本刀も一枚岩ではない、ということが強烈な個性と共に描かれている。

また才槌が不二の起動方法を備えていたことも、ロボット風にアレンジされていて興味深い。

不二の今後の動きについて、とても注目している。

 心残りとしては、破軍の不二 vs 飛翔の蝙也の対決がぜひ見てみたかった!

(志々雄の前で、そんなドンバチできないだろうが💦)

パラレル展開もので、作成してもらえないだろうか?

志々雄「よし 全員集まったな」

違い2:宗次郎の目的

漫画版では

 各十本刀には各々が志々雄の元に集まった目的があるのだが、宗次郎については触れられなかった。

リメイク版アニメでは

 アジト外にいた蒼紫と宗次郎による新設シーンが出現!

その際、蒼紫が宗次郎に対して、志々雄の元にいる目的を尋ねる。

しかし宗次郎は、過去がフラッシュバックしつつ答えられない。

違いを考察

 剣心と宗次郎が再戦した際、宗次郎の過去に触れられることになる。

その際に生い立ちなどが明らかになるのだが、あえて前フリをしてきた形だ。

宗次郎の回想シーンを期待させてくれる、ワクワクする描写だ!

違い3:鎌足と張の関係

漫画版では

 剣心に仕留められ、警察拘留中の張。

志々雄には軽く触れられるだけの、十本刀の咬ませ犬的存在になった💦

リメイク版アニメでは

 警察拘留中の張を、鎌足が気遣うシーンが新設された!

(そこを由美になじられる、というニヤリシーンのおまけつき)

違いを考察

 実は続編(現在、連載中)の北海道編において、鎌足と張がタッグを組んで敵と闘っている。

これは原作ファンとしては、胸熱の展開!

この未来の展開を示唆するようで、とても嬉しいシーンだ!

もしかして、北海道編もアニメ化されるのか!?

違い4:雑兵たちの思い

漫画版では

 京都大火を前に、志々雄一派の雑兵たちの思いにまるで触れられず。

そこは大量破壊集団のような雰囲気だと思っていた。

リメイク版アニメでは

 京都大火を前に、志々雄一派の雑兵たちは、寝所にて生い立ちや新政府への不満を口にする。

これも原作にはない、完全なる新設シーン✨

冷血な大量破壊集団かと思っていたが、その構成員たちにも血が通っておりそれぞれの思いがあった。

違いを考察

 闘いには双方それぞれの正義があることを、再認識させられた。

しかし、「志々雄様に殺されることは覚悟している」なんて、哀しくて恐ろしい組織だ💦

第41話 「 もうひとつの目的 」

 あらすじ

 志々雄の元に集結した十本刀、いよいよ京都大火が始められる。

しかし斎藤はそんな状況に違和感を抱き、いろいろな詮索を行なう。

みどころ 

 いよいよ始まる京都大火。

しかし斎藤からすると、どうもしっくりこない。

剣心も合流して、志々雄の狙いは東京への砲撃であると察知。

ここまでの状況推理などが、推理もののような経過で面白い。

違い1:志々雄の部下たちの苦悩

漫画版では

 おとりの作戦とはいえ、京都大火の準備が淡々と行なわれる。

リメイク版アニメでは

 志々雄の部下たちが京都市中に火付けをしようと思っても、警備が暑くなかなかうまくいかない。

方治に失敗を報告、宇水に見せしめ処刑されかけるも、方治に庇ってもらえる。

違いを考察

 原作よりも、京都大火がおとりであるということを意識させようとしている。

京都大火が本筋ならば、兵の士気を下げないように見せしめ処刑されていたのだろう。

しかしおとりは多い方が良いので、方治の上手な言い回しで処刑が免れたのだ。

ここに方治の才能と優しさのような感情が見て取れる。

宇水は大方勘づいているが、原作では方治に報復するところも見ものだ。

違い2:剣心に廃刀令違反の疑い

漫画版では

 剣心は斎藤の陣取る警察署にふらっと現れる。

リメイク版アニメでは

 市中を警備するシニア警察官から、「廃刀令違反」としてしょっ引かれる。

剣心がこれを上手く利用し、警察署に案内してもらった形だ。

違いを考察

 実はこの廃刀令違反のやり取りは、原作では異なるパートで展開。

読者からの「堂々と刀持ってんじゃん!」という突っ込みを避けたかったこともあるだろう💦

違い3:京都での左之助

漫画版では

 斎藤が陣取る警察署から、少し外出した左之助。

剣心にはしっかり再会し、顔面パンチ。

リメイク版アニメでは

 外出時に、偶然にも「白べこ」でつけ払いしようとするも、冴は断固拒否。

左之助は言い渡された巻き割りを、(二重の極みで)さっと終わらせ剣心と再会する。

違いを考察

 左之助の気ままな行動と、修行の成果が描かれた見事なくだりだった。

剣心を殴ったあとの「おめえの力になる」にとても説得力があった。

左之助 「今度はそうはいかせねぇ」

次回 第42話 「 翔ぶが如く 」

 京都大火はあくまでもおとりで、本当の目的は東京への砲撃であると察した剣心たち。

馬車で大阪湾へと急ぐ一方、京都市中では京都大火が始まろうとしていた。

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