【みんな知らない】日産サクラ購入し、価格検証!最近の自動車セール事情

  1. 日産サクラを購入し、価格検証
  2. 日産の電気軽自動車・サクラとは
  3. 選んだグレードやオプション装備からコストカット計算
    1. 【サクラのラインナップグレード3種】
    2. 【カットしたもの4品】
      1.  カーナビゲーション  約15万円のカット
      2.  フロアマット  差額・約1万円のカット
      3.  ETCシステム  約3万円のカット
      4.  ドライブレコーダー  約4万円のカット
    3. 【反省点・2品】
      1.  アームレストコンソール  約2万円のカット
      2.  マッドガード  約2万円のカット
    4. 【あえて装備したもの2点】
      1.  プラスチックバイザー
      2.  バックビューモニター 
      3.  おまけのワイドルームミラー
    5. 【結果 コストカットの合計は?】
  4. これが大事!購入時の心構え
  5. 【必ず試して!】他社のライバルカーとの相見積もり
  6. 【共同開発車と比べてみた】三菱の電気軽自動車・ekクロスEVとは
  7. 【子育て世帯の目線で比較!】 同一商圏内でディーラーのおもてなし
    1. 日産のディーラー
    2. 三菱のディーラー
  8. 日産サクラを購入した決め手は?
    1. 下取り価格
    2. ディーラ数、販売台数が多い故の安心感
    3. おまけ
  9. 【忘れないで!】下取りの際は、必ず中古車査定
    1. ガリバーとオートバックスの査定対応が良かった
  10. まとめ 日産サクラ購入で分かった、支払価格を下げる本質
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日産サクラを購入し、価格検証

 我が家は、保育園児2人と我々両親の4人家族である。

その家計を少しでも楽にして、かつ保育園の送迎や街乗りに使えるように、日産の電気軽自動車・サクラを購入した。

 みなさんのご存じのとおり、車の購入には数百万円がかかる。

しかも、この大きな買い物をするとき、

「ぜひ、この機会に!」

と、いろんなオプションパーツを付けてしまい、数十万円の追加費用が発生する。

しかし、「せっかくの機会だから、まあ、いっか」で契約してしまうことが多い。

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毎日の節約のため、10円でも安い食材を探してあくせくすることも大事である。

しかし、車や家のような高額の買い物の際にしっかり検討すると、時間・金額ともに節約の効果がかなり高まる。

今回の投稿では、サクラ購入に特化しているわけではない

他の自動車購入時にも、新車・中古車問わずきっと役に立つ情報を掲載している。

日産の電気軽自動車・サクラとは

 サクラ(SAKURA)は、2022年5月に日産自動車が発売した電気自動車である。

(三菱自動車の「ekクロスEV」と共同開発)

サクラの詳細や乗り心地については、サクラの説明記事へどうぞ↓

内部リンク→『航続距離にも満足。日産サクラは子育て世帯に優しい車

選んだグレードやオプション装備からコストカット計算

 次に、サクラの購入にあたって、一般に購入する方が多いであろうグレード及び、オプションパーツについてコストカット効果を検討する。

【サクラのラインナップグレード3種】

 以下は、2022年の発売当時の消費税込み値段。

 その後、値上がりしているのでご注意を。

 ・Sグレード:2,333,100円

 ・Xグレード:2,399,100円

 ・Gグレード:2,940,300円

  我が家では、最安のSグレードに決定。

 各グレードの標準装備や追加可能装備をひととおり確認したうえで、「運用に問題なし」と判断。

 一般的なXグレードと比べて、約6万円のカット

 最安グレードでも、タイヤのホイールキャップのデザインはイカしていた。

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なお、最高のGグレードでは、今話題の以下の装備がある。

プロパイロット(高速道路で、ほぼ自動運転) → 標準装備(Xグレードでも追加装備・可)

プロパイロットパーキング(ボタン1つで自動駐車) → 5、5万円で追加装備・可(Xグレードでは追加装備・不可)

【カットしたもの4品】

 カーナビゲーション  約15万円のカット

 最安のディスプレイオーディオ(7インチ、約6万円)を選択。

ブルートゥース機能や、USB接続口も付属している。

後述するバックビューモニターが欲しかったので、最低限の大きさをチョイス。

カーナビについては、そもそも遠出する車としていないし、最近はスマホでカーナビ機能を十分果たすことができる。

地デジについては、車内でテレビ番組などの地デジを視る(聞く)必要がない。

現在の我が家のサクラ車内では、ユーチューブのオフライン再生や、子ども用のミッキー英語システムの機材を活用しており、ラジオなどもほとんど使用していない。

なお、NHKの理屈では、

・車で地デジを視聴できる

→NHK番組を受信できる機器を持っている

→家にテレビが無くても、NHKの契約対象

となるので、お気を付けを。

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 フロアマット  差額・約1万円のカット

 純正マットではなく、インターネットでマットを扱う業者から約8千円で購入。

純正のマットは、メタリックなプレートのロゴが入っている。

以前は買ったこともあったが、足元にひくものなので、そのうち気にしなくなる。

 その他の見た目に大きな差はなく、品質が大きく異なるとも感じない。

 もし、色・形を問わないならば、100円ショップでもマットを購入できる。

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 ETCシステム  約3万円のカット

 1回充電で走行可能距離が150km。

そもそも遠出する車としていないので、迷わず不要とした。

 県内移動でもETCがあると便利。

前車のETCを安価で付け替えられるならば、検討をおススメ。

 ドライブレコーダー  約4万円のカット

 あおり運転が横行するご時世で迷ったけども、他の車でも3年間使ったことがない

 遠出することもないが、迷いつつカット。

【反省点・2品】

 アームレストコンソール  約2万円のカット

 これは、運転席左側につける「収納付きひじ置き」のこと。

私の大好きなアイテムで、今まで購入した車には必ずつけていた。

しかし、サクラのSグレードには取り付けできないとのことだった。

注文段階では「取り付け可」として扱われていた。

しかし、発注後にディーラーが取り付け不可と気づき、お詫び・撤回されたものである。

ぜひとも付けたかった。

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 マッドガード  約2万円のカット

 サクラに乗り始めて分かったことがある。

それは、電気自動車のためエンジン音がとにかく静か

そのため、’小石を巻き上げてボディに当たる音’が、結構気になる。

また、雨の日などは後輪から巻き上げた水滴(泥含む)が、リアウインドウにけっこう付く(泣)

軽自動車の宿命なのか、その観点からもマッドガードが必要かもしれない。

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【あえて装備したもの2点】

 プラスチックバイザー

 差額・約1万円の出費も → 満足

取り付け費込みで約2万円。

暑い時期に駐車をしておく際、窓を少しだけ開けておける。

以前に購入した車では、これにまつわる痛い経験がある。

ケチってインターネット上で別会社に約1万円で注文し、自身で取り付けた。

しかし、素人にはすごい手間で、2時間ほど費やした。

さらに部品自体が長くて大きいので、取り付けるまでの置き場所にも困った。

自身の手間と時間を考えると、新車購入時の取り付けで十分に割に合うと感じた。

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 バックビューモニター 

 約4万円+アルファの出費で → 微妙

バックで駐車する際に不安だったので、購入。

確かにあると便利。

しかし、軽自動車なので、なくてもあまり不自由しないかもしれない。

ただ、サクラの接触センサーは、そんなに近くなくてもよく鳴る気がする。

そのたび、運転手の私を不安にさせるので、このバックビューモニターがあると後方は安心するかもしれない。

もし、このバックビューモニターをカットしていれば、ディスプレイオーディオの6万円もカットできていた。

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 おまけのワイドルームミラー

 サクラだけではないのかもしれないが、ルームミラーが小さく不便であった。

 特に高さが足りないので、リアウィンドウから後続車を見るときに苦労する。

 そのため、家に眠っていたワイドルームミラーを取り付けた(1000円くらい)

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【結果 コストカットの合計は?】

 以上、自身の趣味・嗜好・経験を大いに交えたが、

一般的に選ばれるグレード及び装備と比較して、約28万円のカットができた計算となる。

満足できる結果であった。

これが大事!購入時の心構え

 車の購入時に大事なことは、「いっときの見栄や自己満足を捨てる」こと。

いわゆる「なんとかカスタム」というのは、確かにカッコよく仕上げてある。

しかし、当の運転手自身からは、内装しか見えない。

街中で走っていたら他人の目を引くかもしれないが、年月が経てばどんどん廃れていく。

他の人は、自分が思うほど自分のことを気にしていない。

そもそも大衆車でどんなに見栄を張っても、フェラーリやランボルギーニそのものの存在感には、とうてい敵わない。

【必ず試して!】他社のライバルカーとの相見積もり

 あなたは車を購入する際、ディーラーを一つだけ訪れてその場で即決していないだろうか?

それはもったいない!

 ディーラーにとって、

「他比べていない!ウチの1社だけだ」

と分かると、いわゆる ’即決してくれるおいしい鴨’ として認識される。

大した値引きを期待できない。

そこで、他社のライバルカーとの比較は、必ず試して欲しい。

特に新車を購入する際には、とても比較しやすい。

例えば、ステップワゴンとノア、フリードとシエンタなど、同じ顧客層をターゲットとしたライバル車はたくさんある。

また、同じトヨタの車といっても、トヨタカローラ、トヨペット、ネッツなどの別々の販売会社があるので、値引き方針も大きく異なる。

私もシエンタの新車見積もりをお願いした際、トヨタ系列店でも10万円ほど差がついたことがあった。

今回のサクラは、三菱の共同開発車が存在するので、さらに比較しやすいものであった。

それを、以下のセクションで説明する。

【共同開発車と比べてみた】三菱の電気軽自動車・ekクロスEVとは

 日産のサクラは、三菱の電気軽自動車ekクロスEVと共同開発されたものである。

(名前が長くて、覚えにくい)

 ekクロスとは、eKワゴンと同時販売された「SUVテイストのクロスオーバーモデル」である。

三菱自動車得意のSUVの要素を取り入れた軽自動車として開発された。

そして、三菱は「ekクロスは電気自動車も選べますよ!」という形で、ekクロスEVを発売したとのことである。

一方のサクラは、「いよいよ、軽の電気自動車を発売します!」という意気込みらしい。

ここに、両社の対称性が表れている。

サクラと比較すると、フロントの見た目がごつくてかっこいい!

男性好みのテイストかもしれない。

試乗した乗り心地は、パワフルでスムーズな発進など、サクラと大差なし。

またオプションとして、「三菱は寒冷地に強い」としてシートヒーターをおススメしてきた。

シートヒーターは冬しか使わないので、あまり魅力に感じなかった。

しかし、電気自動車はエンジンの排熱が少なく車内がとにかく寒い

今となっては、「シートヒーターの選択もありだな」と思い返している。

三菱の強みとして、ディーラーがもっと強くプッシュしてもよいところである。

・三菱のオフィシャルサイトはかなりわかりやすい ↓

eKクロス EV スペシャルサイト|eKクロス EV|軽自動車|MITSUBISHI MOTORS JAPAN (mitsubishi-motors.co.jp)

【子育て世帯の目線で比較!】 同一商圏内でディーラーのおもてなし

日産のディーラー

 店内は明るく開放感があった。駐車場も広い。

マットを並べただけのキッズスペース(?)はあった。

販売車のカタログはきれいにならべてあったが、子供用の絵本は一切なし。

子どもと来店する度に、100円程度の駄菓子詰め合わせセットをくれた。

絶対に子供に食べさせたくない駄菓子の詰め合わせので、私が少しずつ食べた。

サクラ成約時の特典は、まるでなし!

日産系列の全店で、「電気自動車試乗キャンペーン!抽選で〇〇名に当たる」キャンペーンに募集したが、見事に外れた。

残念ながら、ケチ臭さがそこら中に見て取れた。

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三菱のディーラー

 店内は暗く、駐車場も狭い。

子供用のスペースはまったくないが、子供用の絵本が置いてあった。

来店キャンペーンで小さいマイボトル、試乗キャンペーンで写真のアルミブランケットをくれた。

これは、外出時かなり重宝した。

さすが、寒冷地に強い三菱!

さらに子どもたちには、それぞれ高そうな三菱のミニカーをくれた大人が嬉しい)。

このミニカーは、フロントライトが点灯する優れもの。

三菱の電気軽自動車・ekクロスEV
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全体的に満足する内容だった。

日産サクラを購入した決め手は?

では、我が家(主に妻)がサクラを購入した決め手は、以下の2点。

下取り価格

 サクラとekクロスEVとの車両本体の価格差は、ほとんど無かった。

しかし、今まで乗っていたマツダのデミオ(走行距離9万㎞)の下取り価格で、大きな差がついた

他の買い取り業者10社にも見積もりしてもらったが、日産の下取りが最も高かった

三菱との間では、約20万円ほどの差がついた

サクラは発売したばかりの新車なので、値引きは端数を切るくらいしかできない。

そこで、下取り車の買い取り価格を上げることで、「実質、サクラの値引きとする」やり方だろう。

それにしても三菱の買い取り価格は、抜群に、びっくりするくらい低かった

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ディーラ数、販売台数が多い故の安心感

 電気自動車の普及率はまだまだ低く、実際にどんな不具合が起こるか不安だ

もし不具合が起こった際、ディーラー数及び販売台数が多い日産の方が、安心感があった

また、充電でピンチの際には、各ディーラーで充電できるということも魅力であった。

当然ながら充電は有料であり、他社メーカーの車でも充電は可能である。

もし、下取り価格で他の買い取り業者が最高値を付けても、この安心感によりサクラを選んでいた。

おまけ

 私は桜の木が大好きで、うちの畑にも植樹している。

娘が春に生まれていたら「さくら」と名付ける予定だったが、その夢は叶わず。

だから、サクラは私の娘のように思える。

日本にマッチした本当によいネーミングである。

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【忘れないで!】下取りの際は、必ず中古車査定

 先に触れたとおり、私はディーラーに車を下取りしてもらった。

 しかし、無策でディーラーに任せっきりにするのは、もったいない。

 いわゆる「足許を見られる」というものである。

ディーラーとの交渉時に、「複数社に買い取り査定をかけています」と言ったからなのか、

日産からは、思いのほか高い下取り価格を提示された。

特に走行距離の短い人気車種は、中古車市場で高値で取引されることがある。

現在、部品不足などで新車の納期がどんどん遅れていることもあり、中古車市場が過熱している時期とも聞く。

また、中古車のオークションに出品して高値が付く場合がある。

今は新車の納車時期が半年以上かかることが、ざらである。

私の場合は、新車の納車時期まで下取り先を保留することが認められた。

時間の猶予があれば、早めから買い取り査定やオークション登録しておくことをおススメしたい。

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私は実際に中古車の一括査定に登録し、10社ほどから査定をしてもらった。

1日5社ほど中古車査定に来訪され、その対応は大変であった。

しかし、いろんな業者から生の情報を手に入れることができた!

ガリバーとオートバックスの査定対応が良かった

 具体的に、ガリバーとオートバックスのお兄さんの対応や説明が丁寧で、とても好感を持てた。

特に、ガリバーからは「ガリバーフリマ」というメルカリのようなシステムを紹介され、半年ほど自車を売車希望で登録・掲載していた。

実際に買い手は現れなかったが、サイトで自車や他人の車を眺めていて面白かった。

結局のところ、新車を購入する際には「実質的に、新車の値引き」という点で、新車購入先のディーラーに分がある

 しかし時間の猶予があるならば、選択肢の一つとして試す価値は十分にある。

まとめ 日産サクラ購入で分かった、支払価格を下げる本質

 車の購入は、不動産の次に人生で大きな買い物。

数えるほどしかないこのチャンスで、いっときの見栄や自己満足を捨て、少しの手間をかけることで約25万円のコストを削減できた。

もし、この25万円を複利で年利5%の投資に回すと、10年後に40.7万円!となる。

もちろん元本がさらに多いと、その投資効果は大きくなる。

日々の日用品の買い物よりも、ずっと効果的な節約となる。

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あわせて読みたいイチ押し記事

・日産サクラの実際の使い勝手や、運用して分かったメリットなどはこちら↓

内部リンク→『航続距離にも満足。日産サクラは子育て世帯に優しい車

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