保育園との近隣トラブルってあるの?となりで暮らすと「本当に」ツラいこと

保育園のご近所で、どんなトラブルがあるのか?

 近所に保育園があると、迷惑だろうか?

「近所に保育園があると、大変~」というグチを聞いたことはあるだろうか?

最近の国内では、「子持ち様」と揶揄される風潮や独身世帯が増えたこともあってか、子どもに対する見方が厳しくなっているようだ。

その影響は、その子どもを預かる保育園にも当てはまるかもしれない。

保育園に付き物なのは、そこで遊ぶ園児たちの声。

その元気な声がある人たちには、騒音と捉えられてしまう。

その結果、哀しいことに保育施設がまるで「迷惑施設」のような扱いをされることもある。

保育園のとなりでも、そんなに支障なし

 結論から述べると、保育園のとなりに住んでいても、保育施設を全く迷惑に感じない。

特に自らの子どもが出生してからは、育児施設のありがたさを痛感しているところだ。

しかし、世の中には「保育園は迷惑だ!」という風潮が一部で存在する。

 今回の記事は、保育園のとなりで数十年暮らし続けている私が、その誤解を解くべく執筆した。

保育園を運営する関係者や、園児がみえる保護者さんに伝わると幸いだ。

保育園のとなりで暮らし続ける私のこと(プロフィール)

 いなかの地方公務員として約15年間勤務するも、経歴と風貌からハード部署に回され続ける。

社会人になって養子に入ると、養子先のすぐとなりが保育園であったことを認識する。

異動による3年間の転勤先でも、寮がまさかの保育園のとなりという、奇跡的なひきを味わう。

 第2子誕生の際、当時の男性では珍しい1年間の育休を取得

育児をこなしながらも、今後の人生を真剣に考え公務員を退職して独立

育児にかこつけて、公務員の最終年度に「有給消化46日/年度」という伝説的記録を叩き出す。

「あれだけ休んで、業務ノルマを軽く達成したイクメン」として同僚から注目を集めるが、上司からは「休みすぎ」という理由で最後に減点評価をされる。

 引き継いだ農地で小規模農業を行いつつ、百姓(なんでも個人事業主)として精進中

・もっと知りたい方 → 私のプロフィールへ(内部リンク)

よくある保育園とのトラブル

 保育園が近隣にあると、どのようなトラブルがあるだろうか。

考えられるものを列挙してみる。

騒音

  • 園児たちの遊び声や泣き声、歓声が続くことがある。特に外遊びの時間や行事の時には、騒音が増える。
  • 保育園の送迎時間には、保護者の車のエンジン音やドアの開閉音なども加わる。

プライバシーの侵害

  • 保育園の敷地が住宅に隣接している場合、園児や保育士の視線が自宅に届くことがある。これにより、プライバシーが侵害されると感じる人もいる。

交通の混雑

  • 保育園の送迎時間には、保育園の周辺道路が混雑する。特に朝夕のラッシュアワー時には交通渋滞が発生することがある。
  • 駐車スペースが不足している場合、不適切な駐車が発生して近隣住民の迷惑となる。

保育園の行事

  • 運動会や発表会などの行事の際には、多くの保護者が集まり、さらに騒音や混雑が起きる。

保育園が近くにあることのメリット

 反対に、保育園が近くにあるとどんな良いことがあるだろうか?

地域の活気

  • 子供たちの元気な声や笑顔が地域に活気をもたらし、周辺の雰囲気が明るくなる。
  • 保育園の行事が地域のイベントとして親しまれ、地域コミュニティの一体感が生まれる。

治安の向上

  • 保育園には保育士や親が常に出入りしており、昼間の時間帯に人の目が増えて地域の防犯効果が期待できる。

実際に保育園のとなりで暮らしてみて

 次は、実際に保育園のとなりで暮らしている私の感想だ。

一般的に「騒音」と言われる歓声などは、思ったほどつらくない。

いなかでそもそもの交通量が少ないためか、送迎の渋滞も気にならず。

子どもを乗せている保護者は迷惑な運転もしないし、地元住民も保育園周りでスピードを出し過ぎない。

 あまりデメリットを感じなかったが、自らの子どもが誕生してからデメリットを実感することになった。

実はここに気を使った

 幸運なことにわが家にも子どもが誕生し、さて保育園をどうしたものか、と考える。

私としては、

「となりに保育園があるんだから、ココ一択だろう。子ども一人で、歩いていけるぜ!」

と高を括っていた。

しかし、となりの保育園は公立で午後6時までだったが、仕事の関係でお迎えが間に合わず。

しょうがなく、車で5分くらいの距離の私立保育園に入園。

ここは、午後8時までは預かってくれる。

となりに保育園があるのに、まさか預けられないなんて(哀)

ツラさを実感1

 つらかったのは、保育園に通わせ始めた後だった。

近所の人からは「あの保育園、ゲキ近なのに行ってないの?」と不思議な目で見られるのだ。

開園時間の説明をすると納得してもらえるが、そこまで一般人の推測は及ばない。

こうしてわが家は、保育園のとなりに住みつつ、遠くの保育園に預ける変わった家族として見られている。

その後、私が公務員に三行半をたたきつけ、独立・自宅開業に至った。

このタイミングで、となりの保育園に子どもを転園させようかとも考えた。

しかし、子どもの環境が変わることに戸惑いを覚え、やめておいた。

ツラさを実感2

 わが家の駐車スペースは、保育園から丸見え。

そのため、わが家の車の有無で在宅かどうかわかってしまう。

これは、保護者にとってかなり都合の悪いことだ。

つまり車が家にあるのに、子どもが保育園に預けられたままだと、

「早く迎えに来いよ、オラッ」と言われそうで怖いのだ。

ここまで短絡的ストレートに言われることはなくとも、こちらの方が落ち着かない。

 しかも私は公務員を退職して在宅仕事に切り替えたので、なおさら大変そうだ。

閉園時間の都合とはいえ、少し遠くの保育園で正解だった。

こんな保育園もある

  「お迎えの時間が遅いくらいで、文句を言われるか」

と、思われる読者さんも見えるかもしれない。

しかし、実際に保護者を注意する市立の保育園もあるので、あまり気が抜けない問題だ。

 保育園は、運営母体によって大きく雰囲気が異なる。

私立だけでなく、市立保育園でも赴任してきた園長によって大きく変わることもある。

保護者側も、どんな保育園に通わせたいのか事前に情報収集するのも大事。

しかし、昨今の抽選状況からすると、お目当ての保育園に通わせられるわけでもない。

保育園に入るだけでも、ひと苦労のイベントなのだ。

 親としては平日で仕事がお休みの日などは、子どもをしれっと保育園に預け羽を伸ばしたいときもある。

 それくらいの自由を認めてくれる保育園や社会になれば、子育てもやりやすいだろう。

保育園に同情

 市立保育園のとなりに住んでいると、数年に1回くらい新任の園長先生(公務員)があいさつにみえる。

 そこで歴代の園長先生が、近隣住民に気を遣っているのが手に取るようにわかる。

保育園施設の不備について、市役所に申し立てを行なったこともあったが、園長先生自らが謝りにみえたこともあった。

本来は、施設を管理する市に謝罪して欲しかったが、現場に押し付けすぎではないだろうか。

ほったらかしの市の姿勢を目の当たりにして、少しばかり同情したのを覚えている。

まとめ 保育園との近隣トラブルは、実感なし

 私が数十年の間、保育園のとなりに住み続けた感想としては、一般的にいわれるような不快感やトラブルは一切なし。

ただし過密した都市や、自らのメンタルが不調だったりすると事情は変わってくるのかもしれない。

しかし保育園は、ほぼ誰もが通過する育児過程である。

そして、働く保護者にとっては、欠かせない施設に間違いないだろう。

地域などによって、トラブルの性質が変わってくるかもしれないが、社会の構成員として「おたがいさま」の気持ちをもって接してあげたい。 

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