【強すぎる!弥彦】漫画版とリメイクアニメ版との違い Vol.4
今回の「るろ剣の違い」は、第2幕に突入したアニメ第14・15・16話を分析。
今まで精神的な強さを見せつつも闘いの機会がなかった弥彦(やひこ)が、闘いに身を投じる。
ただ、この弥彦が強すぎる!
原作では10歳?くらいの設定のはずだが、刃物を持った大人もバシバシ倒していく。
しかしこの弥彦は、まだまだ序章。
京都編、人誅編では想像以上の活躍を見せる。
リメイク版アニメでは現実味を持たせるため、原作よりも多少活躍を抑えていくのか。
![るろ剣,弥彦](https://sky-high-fly.com/wp-content/uploads/2023/10/IMG_20231011_095321-1024x768.jpg)
今回からリメイクアニメ版は、オープニング・エンディングともアップテンポな曲に刷新。
先のOP・ED曲も深夜枠らしい独特な世界観が好きだったが、今回はよりアニメ向きの曲に変わった。
強すぎる弥彦の扱い
原作で今後の弥彦は、京都編、人誅編と大活躍をみせる。
その強さが、作品中のパワーバランスをおかしくしているところがあった。
そのためか、続編の北海道編では、弥彦は東京で道場番として残ることに。
なんだか切ない扱いとなった。
『るろうに剣心』が、青春のバイブル
私は『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚(めいじ けんかく ろまんたん)-』が、好きだ。
毎週「アマゾンプライム」で、リメイク版「るろ剣」の新話を心待ちにする日が続く。
毎週見ていく中で、ところどころ、原作の漫画版と異なるところに気づく。
私は思春期に漫画版を読み込んでおり、毎日1巻ずつは平気で読んでいた。
リメイク版で変わったところは、原作漫画版に比べて高いクオリティでリメイクされている。
けれど当時の生粋のるろ剣ファンとしては、どこが違っているのかとても気になるのだ。
そこで、その「違い」を肯定的に捉え、読者さんとマニアックに共有していきたい。
![るろ剣,弥彦](https://sky-high-fly.com/wp-content/uploads/2023/09/mount-fuji-7167206_1280-1024x682.jpg)
・なぜ「るろ剣」の違いを、記事にしようと思ったのか?その熱い思いはこちらから↓
『リメイク版アニメ『るろうに剣心』漫画版との気になる違い Vol.1』
『るろうに剣心』を語る私のこと
〇 私(スカイハイ)
片田舎で男性公務員だったが、第2子誕生の際に1年間の育休を取得。
育休後に復職するも、将来を見据え、退職・独立。
引き継いだ農地で小規模農業を行いつつ、ブロガーとしても活動中。
中学生のころから、『るろうに剣心』が大好きな少年だった。
京都編の弥彦の闘いを想像すると、今から目頭が熱くなりそうだ。
![るろ剣,弥彦](https://sky-high-fly.com/wp-content/uploads/2023/09/hand-1652159_1280-1024x683.jpg)
詳しくは、私のプロフィールへどうぞ(内部リンク)
第14話 弥彦の闘い
あらすじ
神谷道場唯一の門下生である弥彦が、時々稽古を抜け出すようになった。
剣術の修練にはまじめに打ち込んでいるが、弥彦には何か目的があるようだった。
行きつけの牛鍋屋「赤べこ」でこっそり働く弥彦、その目的とは?
「けど あれっていくらぐらいすんだろ?」
![るろ剣,弥彦](https://sky-high-fly.com/wp-content/uploads/2023/10/zhuojun-yu-m6-2FQlwUBA-unsplash-1024x683.jpg)
みどころ1 弥彦のヒロイン「燕(つばめ)」登場
るろ剣のヒロインは薫だが、未来の主役・弥彦からすると、そのヒロインは燕。
作者曰く、作者の好みがモロに反映されたキャラクターらしい。
そのモチーフは、セーラムーンの土星の少女。
それが明治時代風にアレンジされた可愛らしい風貌だ。
![るろ剣,弥彦](https://sky-high-fly.com/wp-content/uploads/2023/10/astronomy-6924051_1280-1024x576.jpg)
みどころ2 旧時代のしがらみに抗い、成長する弥彦
江戸時代からの理不尽な主家関係に悩まされる燕。
それを見過ごせない士族・明神弥彦。
弥彦は剣心たちに助けを求めることなく、自らの力で打開しようと奮闘する。
そんな弥彦を見て、燕からの呼びかけが「弥彦ちゃん」から「弥彦くん!」に変わる。
![るろ剣,弥彦](https://sky-high-fly.com/wp-content/uploads/2023/10/architecture-1578119_1280-1024x682.jpg)
違い1:神谷活心流の理(ことわり)を薫が語る
漫画版では
剣心がみんなの前で、弥彦に「活人剣を振るうものは如何なる敗北も許されない」とその理を語る。
リメイク版アニメでは
薫がみんなの前で、弥彦に「活人剣を振るうものは如何なる敗北も許されない」とその理を語る。
違いを考察
人斬りだった剣心が活人剣の理を語るのも説得力があって良い。
しかし活心流の理は、師範代の薫にこそ譲るべきだろう。
「活人剣を振るう者は如何なる敗北も許されない」
![るろ剣,弥彦](https://sky-high-fly.com/wp-content/uploads/2023/10/bamboo-2074751_1280-1024x685.jpg)
違い2:燕の「主家」長岡幹雄の扱い
漫画版では
今回の敵役・長岡 幹雄(ながおか みきお)は、「甲元一刀流」目録の腕前らしい。
窃盗の当日、弥彦は幹雄からカギをスって袋小路に逃げ、「一対一」×複数回の状況を作る。
そこで、幹雄は「一斉に木刀を投げつけろ!」と命令する。
弥彦と真の一対一の闘いになった幹雄は、必殺「浮足落とし」を繰り出す。
しかし、これは弥彦の左足での「武器破壊」によって、幹雄の刀が砕け散る。
弥彦、強すぎ!
リメイク版アニメでは
なぜか「長岡幹雄流」と我流を名乗っていた(笑)
必殺の浮足落としも、前日の弥彦を囲んだ際に、技名を言わず飛び技として使っていた。
この技で弥彦は膝をつき、周りのチンピラから袋叩きにあった。
窃盗の当日は、「じわじわ追い詰めろ!」と指示が変わっている。
必殺の「浮足落とし」は、弥彦の左足で防がれるも刀が折れるまでには至らなかった。
違いを考察
まずは「甲元一刀流」から。
おそらく原作では、実際に存在する「甲源一刀流」から着想を得たものとして登場。
堕落した幹雄に使用される反発を恐れたためか、幹雄は我流に落ち着く。
全ては想像だが、幹雄の腐れっぷりに嗤える。
原作の「木刀を投げつけろ!」も、実際では仕留め損なったら不利になるのは幹雄側。
「じわじわ追い詰めろ!」が現実的な手だと思う。
必殺の「浮足落とし」は、原作で弥彦といえども少年が初見の技を、武器破壊で破るのは困難。
あえて前日に体感させておき、弥彦の対応に説得力を持たせた演出だ。
刀が折れなかったのも、弥彦の軽い体重を考慮した結果だろう。
「弥彦、強すぎ!」という批判を抑えるための、リメイクだろう。
「そうだ・・・!俺の剣には守る者の命運が・・・・!!」
![るろ剣,弥彦](https://sky-high-fly.com/wp-content/uploads/2023/10/katana-5572960_1280-1024x576.jpg)
違い3:剣心が逆刃刀の相場を語る
漫画版では
弥彦が赤べこでこっそり働いていたのは、「将来、逆刃刀を買うため」と暴露。
左之助に爆笑されながらも、和やかなフィナーレとなった。
リメイク版アニメでは
左之助に爆笑される中、剣心が弥彦の肩に手を置き「けっこう、するでござるよ」と語る。
違いを考察
この違いは、るろ剣ファンとしてはかなりの衝撃だった。
かなり謎めいた新出シーンで、とても考えさせられた。
原作漫画の最終話では、剣心が弥彦に逆刃刀(真打)を譲る。
今回は、その前フリとして「弥彦が逆刃刀を買う必要はない」と匂わせたのか。
これは今後が楽しみな「やり取り」だった。
「逆刃刀を買うためだよ。いつか剣心くらい強くなったら俺も持ちてーから 今からその資金を貯めてるだけだって」
![るろ剣,弥彦](https://sky-high-fly.com/wp-content/uploads/2023/10/piggy-bank-970340_1280-1024x670.jpg)
おまけ1 原作3話分をアニメ1話に凝縮
原作漫画版では、「弥彦の闘い」は前・中・後編の3話構成。
それがアニメ版では1話に、違和感なくぎゅっと凝縮。
制作側の「燕は登場するけど、話数を考えて凝縮しよう」との考えがあったのではないか。
次の「石動編」に注力するのだろうか、がっつりリメイクされることを期待する。
おまけ2 最後は弥彦の素振り&剣ダコ
新調されたED曲の後には、弥彦が竹刀を素振りし、手の剣ダコを見て身体の調子を確認し「よし」のひとこと。
これも全くの新出シーンで、弥彦の成長をしっかり表現したシーンだ。
次の石動編で弥彦にも闘いの場が与えられるのではないか、と期待してしまう。
第15話 その男、雷十太
あらすじ
門下生も豊富で盛大な前川道場、そこに出稽古にきた神谷活心流+剣心。
様変わりする剣術の状況を憂う中、只者ではない剣気を帯びた男が、道場破りとして現れた。
みどころ1 雷十太のけっこうな前フリ
原作以上に雷十太の強さアピールがされている。
みどころ2 弥彦vs由太郎のライバルストーリー
前回の弥彦のヒロイン「燕」に加え、今回はライバル「由太郎」が登場。
弥彦・由太郎とも、士族の誇りを持ち負けん気の強い気質。
弥彦は、由太郎の剣術の腕がメキメキ上がるのを目の当たりにするが、まさかの出来事が剣心組を襲う。
違い1:前川vs雷十太がよりシビアに
漫画版では
雷十太の打ち込みでも、竹刀は折れない。
リメイク版アニメでは
2本目で竹刀が折れるほどの力で前川に打ち込む雷十太。
その折れた竹刀で、戦闘不能の前川の首元を刺そうとする。
違いを考察
原作の雷十太より、ドスが効いて迫力が増している。
「己れの敗北も見えぬ 愚物が!」
違い2:剣心vs雷十太が木刀で勝負
漫画版では
剣心vs雷十太は、竹刀で勝負。
リメイク版アニメでは
剣心vs雷十太は、なんと木刀勝負。
違いを考察
のっけからあれだけ竹刀を卑下していることもあって、ここで原作から思い切った転換。
雷十太の必殺技「飯綱(いづな)」の威力に、説得力を持たせる形になった。
「見くびんじゃねーよ 剣心は実力の半分も出しちゃいねーって」
![るろ剣,弥彦](https://sky-high-fly.com/wp-content/uploads/2023/10/sand-4082981_1280-1024x682.jpg)
第16話 理想の男
あらすじ
塚山庭園での会談は、破談に終わった剣心と雷十太。
しかしコケにされた由太郎は、後日(早朝!)弥彦に勝負を挑む。
剣術未経験であることがバレた由太郎だが、神谷道場で薫に剣術を教えてもらう。
しかし、剣心組に雷十太の魔の手が忍び寄る。
みどころ1 生意気だが士族の誇りをもつ健気な由太郎
由太郎からも、弥彦と同様「士族の誇りを失わぬよう強くなりたい」と願う気持ちが伝わってくる。
そんな思いに応えるように、薫は丁寧に剣術を一から指導する。
弥彦は反発しながらも、由太郎の剣術の素質を認めていく。
みどころ2 雷十太の強さがアップ
メンタル面の強さは克服されたか不明だが、必殺技「飯綱」の威力はアピールされている。
違い1:塚山庭園での「剣心vs雷十太」が白熱
漫画版では
二人は一太刀交えたが、由太郎の父がお茶を持参。
「邪魔が入った」として、勝負はお預け。
![るろ剣,弥彦](https://sky-high-fly.com/wp-content/uploads/2023/10/teapot-6123746_1280-1024x682.jpg)
リメイク版アニメでは
雷十太が何度も「飯綱」を繰り出し、パトロン宅の大木を伐採したり岩を切断する。
最後は剣心と打ち合うも、雷十太の刀が折れる。
違いを考察
雷十太の「飯綱」の威力はアピールされていたが、なぜ刀を折られる?
この時点で、剣心の勝ちではないのか?
「吾輩に力を貸すか 吾輩に殺されるか お前の道は二つに一つだ」
![るろ剣,弥彦](https://sky-high-fly.com/wp-content/uploads/2023/10/katana-3918021_1280-1024x682.jpg)
違い2:雷十太の名もなき配下4人
漫画版では
由太郎が神谷道場で稽古をつけてもらっている際、雷十太の配下4人が剣心を急襲。
ここでも、神谷道場がけっこう破壊される(笑)
リメイク版アニメでは
この4人の配下は全てカット。
みんなはそのまま「赤べこ」へ。
違いを考察
剣心の強さは、塚山庭園で由太郎が目の当たりにしているので、今更配下4人をダシに尺を使うこともない。
おまけ1 由太郎と雷十太の会談
由太郎が師である雷十太に「神谷道場に出稽古にいきたい」とお願いする。
それを認められ、「雷十太に認められている」と嬉しくなる弥太郎。
これはアニメでの新設シーンで、これがタイトル「理想の男」の所以。
この場面があるからこそ、そのあとの雷十太のネタ晴らしで由太郎に思い入れしてしまう。
おまけ2 女性(燕)に優しい由太郎
「赤べこ」で喧嘩する弥彦と由太郎。
そこに立ち会った燕に、弥彦がすごむ。
戸惑う燕を、由太郎が優しくフォローする。
![るろ剣,弥彦](https://sky-high-fly.com/wp-content/uploads/2023/10/butterflies-1127666_1280-1024x682.jpg)
ライバル関係ながら実は異なる側面を持ち、弥彦がよりジェラシーを感じるというシーン。
これもアニメでの新設シーン。
第17話 決着
あらすじ
雷十太の必殺「飛び稲綱」を避けきれなかった剣心。
後方にいた由太郎も巻き込まれ、そのケガで剣術の道を絶たれてしまう。
剣心自身もケガを負いながら、決着をつけるべく雷十太のもとへ向かう。
![るろ剣,弥彦](https://sky-high-fly.com/wp-content/uploads/2023/10/IMG_20231027_120511-1024x993.jpg)
みどころ1 剣心の大技の扱い
今話のみどころはなんといっても、剣心の大技・飛天御剣流「飛龍閃」の扱い。
漫画版では、「親指でピーン!」だったが、剣心の腕力(指力?)でそんなに飛ぶかと不思議だった。
この技自体、ボツか?と思っていたら、前話で剣心はしっかり利き腕をケガ。
これは、飛龍閃を出さざるをえない状況。
![るろ剣,弥彦](https://sky-high-fly.com/wp-content/uploads/2023/10/china-1651550_1280-1024x680.jpg)
みどころ2 弥彦&由太郎の未来
尊敬する師の裏切りにあった由太郎。
雷十太自体はどうしようもないやつだったが、由太郎がその運命を乗り越えていけるのか。
タイトルの「決着」は、剣心vs雷十太だけでなく、由太郎の決着も指しているのではないか。
違い1:弥彦が由太郎を引き連れていく
漫画版では
飛び稲綱を右腕に喰らった由太郎は、病院で安静にしている。
怒った弥彦は一人飛び出し、雷十太のもとにひとり駆けつけ勝負を挑もうとする。
リメイク版アニメでは
弥彦が由太郎を雷十太のもとに連れ出し、剣心との決着を見届けさせる。
剣心は、いち早く雷十太のもとに駆け付ける。
弥彦&由太郎は、後から合流する。
違いを考察
弥彦が由太郎のサポートに回ることで、よりライバル感を予感させている。
漫画版の「弥彦vs雷十太」は、弥彦が幼すぎてややリアリティに欠けたか。
「雷十太ァ!!由太郎の無念は俺がはらす!覚悟しろ!!」
違い2:飛天御剣流「飛龍閃(ひりゅうせん)」がリメイク
漫画版では
右腕が動かない剣心が、間合いの外から雷十太を仕留めるための技。
体の回転、左腕の力&親指で刀を発射し、雷十太の眉間に命中させて、勝負あり。
リメイク版アニメでは
最初の刀を弾く動作は同じ。
そして刀の柄が命中してから、さらに逆刃刀で眉間に追撃し最後は地面に叩きつける。
式尉(しきじょう)戦の左之助と同じ、パワーダンク系の技に進化させている。
違いを考察
前回からさんざん突っ込んでいたが、漫画版よりも剣心の敏捷性を活かして技の厚みが出ている。
その結果、説得力がずいぶん増している。
飛天御剣流「双龍閃」のような、見事な連続攻撃。
納得の決着。
漫画版の飛龍閃は、志々雄編の「十本刀」戦でも再登場していた。
意外と、使い勝手が良い技。
「だが間合いの外からの攻撃ならば 拙者も可能ッ!」
違い3:哀れな雷十太にも救いの兆し
漫画版では
剣心に本性を見抜かれた上で敗れ、弥彦の覚悟に人間性で負けた雷十太。
絶望に打ちひしがれ頭を抱えて、物語は終わる。
リメイク版アニメでは
エンディングロール後に、まさかの雷十太の新設シーン!
地蔵にお祈りするお婆さんと孫娘。
狂った雷十太は、その二人を「殺人剣」の手にかけようと「飛び稲綱」を放つ!
しかし思いとどまったのか、命中して跳んだのは地蔵の首。
転がった地蔵の首に気づいたお婆さんは、優しく首を戻す。
戻された地蔵の首は、当初とは上下さかさまで、笑顔になっていた。
仏の導きで救われたのか、雷十太は引き続き悔しい思いに打ちひしがれる。
![るろ剣,弥彦](https://sky-high-fly.com/wp-content/uploads/2023/10/buddha-5443648_1280-1024x682.jpg)
違いを考察
るろ剣のリメイクアニメで、私が最も驚いた新設シーン。
「飛び稲綱」というチートな飛び道具を引っ提げ、かっこよく登場した雷十太。
しかしストーリー展開がうまくいかず、由太郎の引き立て役で終わる哀れなキャラクター。
作者の和月氏も後悔していたことから、リメイクアニメ版では異なる展開を期待していた。
しかしストーリーは漫画版と同じで、最後に新設シーンで雷十太を救おうとしたのではないか。
本来ならば志々雄編の「十本刀」の一人として登場しても遜色なさそうなキャラだが、再登場はないだろう。
「この男の自信は粉砕された もう二度と剣客として再起は出来ん」
![るろ剣,弥彦](https://sky-high-fly.com/wp-content/uploads/2023/09/rosie-sun-1L71sPT5XKc-unsplash-1024x683.jpg)
しかし、このムサい雷十太は剣心より年上っぽいが、幕末に何をしていたのだろう?
この力があればそれなりに活躍して、人を殺めることもあっただろうに。
リメイク版でもやはり扱いにくいキャラクターだった。
スタッフのみなさん、おつかれさまでした。
まとめ 強すぎ!弥彦を上手くまとめた
今回は、弥彦のヒロイン、ライバルが登場し、弥彦の成長をしっかり見て取れた。
敵役はそれぞれしょぼかったが、これは「弥彦」という「るろ剣の未来への投資」。
その中でもやはり弥彦は強かった!
ただ、「弥彦、強すぎ!」という指摘を和らげるため、多少マイルドに抑えた。
あわよくば、雷十太相手にも一発ガツーンと決めるかと期待していた。
しかしそこは、弥彦の心の強さをアピールするにとどめている。
るろ剣ファンとしては満足。
「由太郎!! てめえはこのまま・・・いじけたままで終わっちまう気かよ!!!」
![るろ剣,弥彦](https://sky-high-fly.com/wp-content/uploads/2023/03/clark-gu-SdBOPuOnzRU-unsplash-1024x683.jpg)
次回は、左之助が主役。
左之助の回想シーンで前フリもあったが、やはり出てきた「ボンバー津南」。
左之助との再会を果たし、大それた計画を実行するのか。
剣心vs津南だけでなく、剣心vs左之助の幻の場面を見られるのか。
「・・くそっ もう春だってのに 冷めた風が吹きやがる」
![るろ剣,弥彦](https://sky-high-fly.com/wp-content/uploads/2023/10/graffiti-661378_1280-1024x768.jpg)
次回も楽しみだ。
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